一針一針心を込めて     「タオル帽子作り」

 JA福島さくら女性部大熊支部は、月に一度いわき市にある根本友子支部長宅に集まり、抗がん剤治療の副作用に悩むがん患者に向けてタオル帽子作りに取り組んでいます。  11月1日には部員3人が集まり、一針一針心を込めながら、丁寧にタオル帽子の制作に励みました。  「タオル帽子」は、がん患者が抗ガン剤治療を受けた際の脱毛の副作用による悩みを和らげようと、2008年に岩手県盛岡市で考案されたものです。  フェイスタオル1枚で制作することができ、吸水性や肌触りが良く、洗濯しやすいという使い勝手の良さから多くの患者や家族から好評を得ています。  根本支部長は2015年から会津若松市で活発に活動している「タオル帽子会あいづ」、「大熊町ボランティア連絡協議会」のタオル帽子作りに参加し、部員らを集め制作を行っています。  出来上がったタオル帽子は「タオル帽子あいづ」に送られ、厳しい検品を通過したものが病院等に寄付されます。

心を込めて制作する部員ら

一針一針丁寧に縫われています

部員に皆さん真剣に制作していました

制作した「タオル帽子」